Earth

地球の長い歴史は、生き物の誕生と絶滅の歴史が数多くあります。

過去に存在していた生き物の絶滅数は、累計で50億種とも500億種類ともいわれているのです。

今回は、世界にあふれている絶滅危惧種の中から日本の絶滅危惧種(哺乳類)を紹介します。

生き物たちの現状を知り、どうしたら人間との共存ができるのか考えてみましょう。


狐

絶滅危惧種(レッドリスト)とは?

絶滅危惧種とは、主に絶滅のおそれが生じている野生生物のことを指します。

絶滅のおそれのある野生生物をリストアップし、データベースにまとめたものは「レッドリスト」と呼ばれます。

「レッドリスト(正式名称:絶滅のおそれのある種のレッドリスト」は、スイスのグランに本部を置く、 IUCN(国際自然保護連合)により発表されています。

現在、日本の環境省も日本独自のレッドデータブックおよびレッドリストを作成していますが、これらも、このIUCNが作成したレッドリストの評価基準を参考に作成されています。


参照:環境省レッドリスト2020の公表について
カテゴリー カテゴリーの意味
絶滅(EX) すでに絶滅していると考えられている
野生絶滅(EW) 人間の管理環境下でのみ存続している
絶滅危惧IA類(CR) ごく近い将来で野生での絶滅の可能性が非常に高い
絶滅危惧ⅠB類(EN) IA類ほどではないが、近い将来で野生での絶滅の可能性が高い
絶滅危惧II類(VU) 絶滅の危険が増大している
準絶滅危惧(NT) 今後の生息条件の変化によって絶滅危惧に移行する可能性がある
情報不足(DD) 生き物の状態を評価するための情報が不足している

絶滅(EX)

6種

沖縄オオコウモリ

前腕長13.6および14.35センチメートル。体毛は短く、胴体背面でも2センチメートルに達しない。脛部背面が体毛で被われない。上顎前方に小臼歯がある。19世紀に沖縄島で、3 - 4頭が採取されたのみとされる。20世紀以降は発見例がなく、大英自然史博物館所蔵の2頭の標本のみ現存する。

ニホンオオカミ

脊椎動物亜門哺乳類綱ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する。体長95 - 114センチメートル、尾長約30センチメートル、肩高約55センチメートル、体重推定15キログラムが定説となっている。 他の地域のオオカミよりも小さく中型日本犬ほどだが、中型日本犬より脚は長く脚力も強かったと言われている。

ニホンカワウソ

体長64.5-82.0cm、尾長35-56cm、体重5-11kg。眼を水面から出して警戒できるよう、眼と鼻孔が顔の上方にあった。鼻孔は水中で閉じることができた。毛皮は二層からなり、外側に見える部分は粗い差毛、内側は細かい綿毛であった。差毛は水中で水に濡れて綿毛を覆い、綿毛に水が浸入するのを防いだ。このことにより水中での体温消耗を防ぐ効果があった。この良質な毛皮を目的とした乱獲が、絶滅の要因となった。

すべての種類を見る

野生絶滅

0種

すべての種類を見る

絶滅危惧IA類(CR)

12種

イリオモテヤマネコ

体長はオス 55-60センチメートル、メス 50-55センチメートル、体重はオス 3.5-5キログラム、メス 3-3.5キログラムと、オスの方がメスより少し大きい。尾は先端まで太く、尾長は23-24センチメートル。胴が長く、四肢は太く短い。全身の地色は暗灰色や淡褐色で、腹部や四肢の内側はより淡く、あごは白色である。

ラッコ

体長100 - 130センチメートル。尾長25 - 37センチメートル。体重オス22 - 45キログラム、メス15 - 32キログラム。イタチ科最大種。1平方センチメートルあたり10万本以上の柔らかい下毛(綿毛)が密生し、全身では8億本もの体毛が生えている。潜水する時も綿毛の間に空気の層ができることで、寒冷な海洋でも生息することができる。全身をくまなく毛繕いするために柔軟な体、皮膚を具えている。

ニホンアシカ

体長オス平均240センチメートル、メス推定180センチメートル。体重オス平均494キログラム、メス推定120キログラム。カリフォルニアアシカとの外部形態や体色での判別は困難とされるが、上顎の頬歯が1本ずつ多い傾向がある。オスは全身が暗褐色で、頭頂部が隆起し体毛が白化する。メスは灰褐色で、背筋は暗灰色

すべての種類を見る

絶滅危惧ⅠB類(EN)

13種

トクノシマトゲネズミ

日本の薩南諸島の徳之島にのみ生息する齧歯類である。生息地が狭いため、絶滅危惧種とされている。この島の亜熱帯湿潤広葉樹林の二次林と一次林によく見られる。核型は奇数の二倍体数、2n = 45である。 近縁種のT. osimensisと同様に、 Y染色体とSRY遺伝子を欠く数少ない哺乳類の1つである

アマミノクロウサギ

頭胴長(体長)41.8 - 51センチメートル。尾長1.1 - 3.5センチメートル。体重1.3 - 2.7キログラム。全身は光沢のある長い体毛と、柔らかく短い体毛で密に被われる[4]。背面は黒や暗褐色、腹面は灰褐色。眼は小型。耳介も小型で、耳長4.1 - 4.5センチメートル。四肢は短く、特に後肢は短い。後足長8.5 - 9.2センチメートル。指趾には爪が発達し、穴を掘るのに適している。

シベリアイタチ

頭胴長(体長)オス28 - 39センチメートル、メス25 - 30.5センチメートル。尾長オス15.5 - 21センチメートル、メス13.3 - 16.4センチメートル。体重オス650 - 820グラム、メス360 - 430グラム。尾長は、体長の50 %よりも長い。西日本の移入個体群は、韓国の個体群に由来すると考えられている。対馬の在来個体群は、朝鮮半島の個体群と同亜種とする説もある。

すべての種類を見る

絶滅危惧II類(VU)

9種

トウキョウトガリネズミ

頭胴長45-49mm、尾長約27-31mm、体重約1.5-1.8gである。体毛は、銀ササや低木がまばらに生える草原や湿原周辺の草地などに生息する。体が小さいため、約30分おきに採食と休息を繰り返す。コオロギなどの昆虫類を食べる。哺乳類には珍しく毒を持っており、狩りに利用する。この毒は獲物の神経を麻痺させる灰色になる。体毛の長さは、背中側で約3mmである。

ヤマコウモリ

日本国内に生息しているヒナコウモリ科の中では最も大型の部類に入り、前足を広げたときの長さ(前腕長)は58mmから65mm、頭胴長は89mmから113mm、尾長は51mmから67mmほどになる。背面の体毛は、つやのある赤褐色をしており、飛膜は暗褐色。翼を広げると40cmを超えることもある。翼の形は細長く、長距離を飛ぶことができる。体重は26gから61gになる。視覚にはあまり頼らないせいか、目は小さい。

オヒキコウモリ

頭胴長(体長)8.4 - 9.4センチメートル。尾長4.8 - 5.6センチメートル。前腕長5.7 - 6.5センチメートル。昼間は岩の隙間や、後述するように人工建造物の隙間を隠れ家として利用し休む。日没後から平均26分で飛翔を開始したが、3月には平均55分で飛翔を始めたという報告例がある。日没後から平均36分で飛翔を開始したという報告例がある。夏季には日の出より2時間前ほどで帰巣を開始し、平均で日の出の39分前には帰巣を終えるという報告例がある。

すべての種類を見る

準絶滅危惧(NT)

17種

ホンドオコジョ

本州の東北地方や中部地方などの山岳地帯。関東地方の日光市では標高1,200m以上の山岳地帯に生息する。本種の生息地域に野生化したミンクが生息している地域では、ミンクとの生存競争で劣勢に立たされており、その地域では本種の個体数が減少している。成獣の大きさはオスとメスで異なり、オスの方が大きく、体長はオスが約18 - 20cm、メスが約14 - 17cm。

ゼニガタアザラシ

太平洋から大西洋まで広く分布する。日本に定住する唯一のアザラシであり北海道東部の襟裳岬や大黒島・歯舞群島等に生息する。日本に生息する亜種は嫌氷性で海氷、流氷の来ない岩場で定住生活をする。北海道の太平洋側のいくつかの岩礁に定住している個体群もある。回遊魚、底生魚、外洋魚やタコやエビやイカなどを捕食する。

トド

最大全長オス330センチメートル]。雌290cm 。体重350 ~ 1,120キログラム[2][6]。アシカ科最大種。。オスの成獣は、上半身が肥大化する。額が隆起し、後頭部の体毛が伸長したてがみ状になる。属名Eumetopiasは古代ギリシャ語で「広い額」の意がある語に由来し、種小名jubatusはラテン語で「たてがみがある」の意で、オスに由来する。

すべての種類を見る

情報不足(DD)

5種

ヒメヒナコウモリ

秋の繁殖シーズンには、鳥に似たさえずり声を聞くことができる。大きさは幅が最大6.4cm、長さ27cmから33cm程度で、体重は12gから23gである。英語ではParti-coloured batというが、羽毛が2色からなっていることに由来する。背中側は赤色から濃茶色で、頭や腹部は銀白色、灰色である。耳、翼、顔は黒色か濃茶色である。翼は小さい。耳は短く、幅広く、丸っこい。

スミイロオヒキコウモリ

中国河北省泰皇島(1917年)、奄美大島(1985年)、口永良部島(1998年)の3地点でしか記録がない。詳細な分布域は不明。 前腕長53.6-56.5mm。尾長41.2-45.0mm。オヒキコウモリに似ているが、小型で体色はより黒い。生態について詳しいことはわかっていない。

エゾシマリス

日本国内では北海道全域と利尻島・天売島・焼尻島・礼文島・北方領土に分布する。国外では樺太(サハリン)・極東ロシアおよび中華人民共和国(中国)北東部の一部に分布する。頭胴長は12 - 15センチメートル・尾長は11 - 12センチメートルで体重は71 - 116グラム。耳長が14 - 18ミリメートル・後足長が35 - 38ミリメートルである。

すべての種類を見る